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灰色の耐震壁を眺めながら米川直樹校長は思った。
「僕は、あの壁に何か描きたいんだ!」
その思いを知った私たちの胸に熱いものがこみあげてきた。
「よぉ〜っし!みんなの力でなんとかしよう!!」(お金もないし時間もないけど)
彼が抱いた壮大な夢の実現をめざし、我々の“熱く長い夏”が始まろうとしていた・・・
  
7月21日  三重大学美術科の先生と学生、大学施設部、倉田組、校長、副校長、教頭、育友会
        による打ち合わせ(デザイン画、工期日程などの検討)
米川校長先生が何回も大学と協議を重ね、ついに耐震壁デザイン画塗装の許可が下りた
学生たちも何度も色や構図を検討し直し最終デザイン画が決まった

完成イメージ模型
 (by 三重大美術科学生)
 


校歌から海、山、空、若草を引用しています。
また、海は三重のイメージでもあります。山は水の源点の場所でもあり、
右上から左下に流れる水を山に見たてました。
さらに、鳥は空とはばたきをイメージしています。
これらのモチーフを三重県の伝統名産である伊勢型紙を参考にして
現代風にアレンジしました。
生徒が登校してきた時に、まず目に入ってくるのが中央のモニュメントです。
このことを考えて、左からは若草が、右からは水が流れ、
中央で融合させて描きました。
色としてはブルーを使い、さわやかですっきりと見せることができます。
7月27日 耐震工事に伴うベランダ手すり改修と
       耐震壁塗装工事準備開始
8月2日 足場を組み、1回目の下塗り(化粧水)を行う